車いすで観光 バスタ新宿

2016年4月にオープンした、長距離バスターミナル『バスタ新宿』を調査してきました。新宿は以前は長距離バスの乗り場が各社異なっており、非常に複雑でしたよね!それがどう便利になったのでしょうか!?

まずは、行き方から。JR新宿駅南口改札を出て甲州街道を横断してすぐ、駅を背にして右側にエレベータがあります。こちらから、3Fの近距離バス乗り場、観光案内所、タクシー等の車寄せ、4Fに長距離バス乗り場があります。

バスタ新宿建物右に設置されているエレベーター(地上は2F)

観光案内所

まずは着物姿の女性たちが出迎えてくれます!カウンターに設置されている観光ガイドタブレットは、英語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、中国語、韓国語の対応が可能です。スタッフの方は英語、中国語、韓国語で対応可能です。またこちらの観光案内所は、早朝や深夜の発着に合わせ、6:30~23:00まで営業していて大変便利です。各地の観光ガイドも充実していますし、チケットの手配や宅配便の手配なども行っています。旅行客には便利な施設です。

着物姿の出迎えが嬉しいカウンター
ロボットHAPPY君も
チケットカウンターもあり
見ているだけでも楽しい観光所内部

バスタ新宿 インフォメーションカウンター

各社の長距離バス乗り場は4Fです。待合室内にはインフォメーションカウンターがあります。バスタ新宿からは、多くのバス会社のバスが、日本の各地行きのバスが運行されます。迷ったらまず、こちらのカウンターで聞くことができるので大変便利です。また事前の予約で車いすも用意可能です。

英語、中国語の対応が可能なインフォメーションカウンター
バスチケットはこちらでも購入できます
待合室は人でいっぱい
長距離バス乗り場
3F、4Fには多目的トイレも完備されています

バスタ新宿の建物は、新宿ミライナタワー(複合施設)と直結されているため、営業時間内であれば、NEWoMan(商業施設)でのお買い物もできます。長距離バスで持ち込む飲食を買うのに便利です。

調査当日も夕方であったのに非常に多くの旅行客がいました。過去はバス会社によって発着所が異なり非常に複雑だった新宿発の長距離バスが、このバスタ新宿に集約されたのは旅行客にとっては大変便利になったと感じました。特に、海外の旅行客にとっては、電光掲示板での外国語もあり分かりやすくなったことと思います。当日も海外からの旅行客を多く見かけました。観光案内所で旅の情報収集もでき、時間潰しに買い物もでき、またバリアフリー設計の建物になっておりますので、車いすユーザーも安心してご利用いただけます。但し、バスの車いす対応については、各バス会社で異なるようなので、こちらは予約時の確認が必要です。

また安全のため、甲州街道の渋滞回避で、バスタ新宿と新宿駅の間にある甲州街道では、タクシーの発着ができなくなり、全てここバスタ新宿から乗降となりました。新宿南口駅前までタクシーに、、、という方はお気を付けください。

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