こんにちは。車いすユーザーのYUKORINです。11月11日、アクセシブルのメンパーと一緒に東京ディズニーランドへ行ってきました!今回はクリスマスシーズンの夜のパレードを見物することをメインに、アフター6パスポートで午後6時から入場しました。
メンバーと集合前にJR舞浜駅からすぐのイクスピアリで早めの夕食。イクスピアリは2階が地上階であることに注意すれば、バリアフリー面では特に問題ありませんでした。
メンバーとJR舞浜駅南口で合流し、駅から歩いてすぐのリゾートゲートウェイ・ステーションから東京ディズニーランド・ステーションまでモノレールで行ってみました。
リゾートゲートウェイ・ステーション
リゾートゲートウェイ・ステーション改札
他の駅と同じように、モノレールの乗り降りにはスタッフさんがスロープを設置してくれました。モノレールの窓がミッキー型です ♥
スロープを設置
モノレールを下車
チケットブースでアフター6パスポートを購入し、いざ入園!!なお、いずれのパークチケットにも障害者割引は行っていないようでした。その代り、障害のあるゲストにはゲストアシスタンスカードが発行されます。このカードを各アトラクションで提示すれば、待ち時間に列に並ばずに他の場所で待っていることができます。
※カード発行の手続きと詳しいサービス内容についてはページ末をご覧ください。なお、ゲストアシスタンスカードは調査日時点で発行されていたものです。
ゲストアシスタンスカード
クリスマスツリー。きれ~い!! この日は夕方まで雨天だったためか、かなり空いていたほうですが、それでもやはり人は多かったです。
ワールドバザールのクリスマスツリー
アトラクションは、まず、プーさんのハニーハントに乗りました。残念ながら館内は撮影禁止です。館内では、車いすのユーザーが乗り物に移乗しやすいように広い移乗スペースが特別に設けられていました。おかげで焦らずゆっくり移乗できました。大好きなプーさんを見れたし、大満足!
プーさんのハニーハント
次に乗ったのはイッツ・ア・スモールワールドです。ここでは、車いすユーザーは優先的に一般のお客さんより先に船へ移乗し、鑑賞後は一番最後に降りられるようになっていました。しかも、スペースの広い最前席に乗せてもらえたので、目の前に広がるスモールワールドの素敵な雰囲気を満喫できました。
イッツ・ア・スモールワールド
さて、お待ちかねのエレクトリカルパレード・ドリームライツです。車いすユーザーのための鑑賞スペースがありました。でも、ここには右側に生垣があり、右側からフロートが来るのに車いすからの目線だと生垣で視線が遮られ、何が来ているのか正面に来ないとわからないという難点がありました。
車いすの鑑賞スペース
生垣に隠れた汽車のフロート
キラキラ☆彡 夢心地~!
トイストーリーのフロート
ドナルドが乗っているフロート
飛行船とチップとデイルの
フロート
ワンス・アポン・ア・タイムというショーも見ました。プロジェクションマッピングでディズニーストーリーの映像がシンデレラ城に映し出されます。
ショー「ワンス・アポン・ア・タイム」
きゃあ、炎!! しかし、ショーが始まるとあっという間に人だかりが・・・。車いすでは何も見えなく、止むを得ず、メンバーに支えてもらって立ちながら観ました。シンデレラ城付近にも車いすユーザー用の鑑賞スペースを作ってほしかったわ。
炎の演出と人だかり
最後はカリブの海賊に乗って締めくくりました。イッツ・ア・スモールワールドと同様、一番最初に船に乗せてもらい、鑑賞後は一番最後に降ろしてもらえました。ここでも、スペースの広い最前席に乗せてもらえ、迫力満点でした!
カリブの海賊
カリブの海賊では下船後に車いす置場まで動く歩道に乗らなくてはなりません。この動く歩道が急な坂で、メンバーに支えてもらっても立っているのが結構きつかったです。車いすユーザーのためにスロープや昇降機を設置するなどもっと工夫してほしいと思いました。
カリブの海賊の動く歩道
私の場合、アトラクションでは要補助で車いすから乗り物へ移乗ができるので、今回はそういったものに乗りました。ただ、車いすから乗り物へ移るには最低2人は介助者が必要だと感じました。アトラクションのスタッフさんは介助してくれません。(※車いすユーザーのアトラクション利用についてはページ末のURLをご参照ください。)
また、車いす優先のトイレは園内に点在しています。ただ、車いす優先トイレにはウォッシュレット機能の設置はまだされていないようでした。私は、イクスピアリの多目的トイレ、そして、さほど広くはありませんでしたが、ワールドバザール内のお店のトイレも利用しました。そちらにはウォッシュレット機能が設置されていました。
各アトラクションのアクセシビリティーや車いす優先トイレの場所などのバリアフリー情報はインフォメーションブックに詳細に記載されています。詳しくはそちらをご覧ください。また、大まかなバリアフリー情報はディズニーランドの公式HPから調べることができます。
完璧なバリアフリーとは言えないものの、様々なポイントで障害を持ったゲストに対する配慮が感じられました。そして、スタッフさんのご対応も親切でした。
記念撮影
クリスマスシーズンにディズニーランドへ訪れること、それは私の夢の一つでした。その夢が叶って、思い出に残るハッピーな夜でした。誰もが1度は訪れたい夢の国、ディズニーランド。あなたもその夢を叶えませんか?