浅草寺
浅草調査(後半)の浅草寺からは車いす利用者である私、YUKORINがリポートします。
浅草寺の入口である雷門には段差はなく、車いすがスムーズに通れます。提灯、大き~い!!
さすが外国人観光客に大人気の浅草寺。仲見世はすごい人混みでした。でも、アクセシブルのメンバーが誘導してくれて、いろんなお店を見ながら歩けました。
車いすで歩く仲見世
ちなみに、本道をそれて、お店の裏側を通ると人通りが少なくてお勧めです。
本堂の左裏にエレベーターを発見。これで本堂へ上がれます。
本堂脇にある車いす用エレベーター
お寺の中はスロープが完備されていました。
本堂境内のスロープ
リッチモンドホテルプレミア浅草インターナショナル
次に、昨年オープンのリッチモンドホテルプレミア浅草インターナショナルの視察に行き、車いす対応のお部屋を見せていただきました。
リッチモンドホテルプレミア浅草インターナショナルと同じビルのまるごと日本 正面玄関
ホテルにはCMでお馴染みの「まるごとにっぽん」と同じビルの5階から入れます。
あら、ゆったりスペース。大きなベッドが置いてあっても身動きできるわね。
普通の客室では車いすで動くとベッドなどに引っかかってしまうのです。
ふかふかの、高級ベッドのシモンズが使用されていました。ただ、高さのあるベッドだったため、車いすからの移乗がちょっと大変でした。
リッチモンドホテルプレミア浅草インターナショナル 車いす専用客室内
気になるバスルームはというと・・・、こっちも広~い!!
車いす専用客室バスルーム
入口の段差もなく車いすのまま洗面台まで行けます。
バスルームの入口
バスタブの脇には少しスペースがあるので、ここに腰掛ければ浴槽に入れそう。
バスタブ
トイレには背もたれやウォシュレットなどもあって設備は完璧でした。
バスルーム内のトイレ
そして、フロントのユニバーサル(多目的)トイレも見せていただきました。きれいで、客室のトイレより広かったです。しかも、イスラム圏の方がお清めに使う洗い場まで設置されていました。国際的ですね。
共有スペースに設置された多目的トイレ
なお、車いす対応のお部屋は電話にて予約ができるそうです。
ホテルの視察後、まだ少し時間があったので地下鉄に乗って上野へ行きました。
上野駅のエレベーター
近々、世界遺産に登録されるという国立西洋美術館の前で記念撮影をして今回の調査を締め括りました。
国立西洋美術館の前で記念撮影
実は、団体行動が苦手な私。調査に行くまではメンバーと一緒に行動できるか心配でした。でも、アクセシブルのメンバーのみんなが私のペースに合わせてくれたことやみんなのサポートのおかげで、とっても楽しい調査になりました。