こんにちは、J.J.です。11月下旬の秋晴れに恵まれた週末に、アクセシブルメンバーとともに新宿御苑に紅葉を観に行ってまいりましたのでご報告します。
まず待ち合わせはJR新宿駅南口構内のインフォメーションセンターにて。
新宿御苑
東京の雑踏から徒歩10分で都会のオアシス空間「新宿御苑」に突入です!
新宿御苑は徳川家康の家臣・内藤氏の江戸屋敷の一部と言われており、園内には、イギリス式、フランス式、日本庭園がデザインされ、四季折々の植物が観賞できます。特に春には花見の名所として有名で、例年4月上旬には内閣総理大臣主催の「桜を見る会」が開催されます。
新宿御苑は一般の入場料は200円、障がい者の方、及び介助者1名は障がい者手帳の提示で入場無料となります。また車いすの貸し出しもサービスセンターで可能です。
まず入園前には、新宿門手前左手にあるインフォメーションセンターにてみどころをチェックすることをお勧めします。園内マップも用意されています。
入園してすぐ、早速美しい紅葉に魅了されてしまいました。
園内は舗装されており車いすでも不自由なく通行できます。但し、一部は砂利道となっております。
また園内には至るところに一休みできるベンチが設置されています。今日は紅葉客で賑わっておりましたが、空席のベンチをいたるところで見つけることができました。歩き疲れたときに一息できるのがありがたいです。
では、折角の紅葉観賞ですのでいくつか紅葉をご堪能ください!
紅葉や様々な植物を楽しみながら、ぐるっと回り大木戸門の近くにある大温室に到着しました。
大温室の歴史は古く、日本の温室園芸の先駆的役割を果たし、平成24年に全面リニューアル。熱帯の植物を中心に栽培し、絶滅のおそれのある植物の保護養殖も行われています。日本では見ることのできない様々な植物に出会え、非常に見応えのある温室です。
新宿御苑の園内比べ温室内の通路は狭いものの、車いすでも十分通行できます。
秋なのに、サービスセンター近くではなんと桜を楽しむことができました。ラッキー!
新宿門への戻りの道は紅葉の写真スポットのようで多くのカメラマンがいました。
今日は新宿で13時に待ち合わせ、16時に解散、新宿御苑屋外で約2時間弱、大温室で約1時間弱、楽しむことができました。都心からわずか10分で美しい自然に触れることのできる新宿御苑。人気スポットであるのを痛感しました。広場には敷物を敷いて楽しむご家族も多く、次回はお弁当持参で伺いたいと思います。皆さまも是非、都心のオアシスに伺ってみては如何でしょうか?
YUKORINから一言
新宿御苑は車いすユーザーにおすすめの庭園です。
まず、園内の遊歩道が広いこと。少しくらい混んでいても人とぶつかるようなことはないから安心して車いすで移動できます。(桜の時期は相当混むようなので、ちょっと注意が必要かもしれません。)そして、道がしっかり舗装されていること。フランス式庭園では砂利道で少し動きにくい場面もありましたが、他のところは問題なくスムーズに歩けました。また、多目的トイレが園内に点在していることも有り難いです。私としては特に大温室の多目的トイレがきれいでおすすめです。
庭園というと、道が狭かったり凸凹していたりと車いすユーザーにはなかなか行きにくいところ。でも、新宿御苑ではそんなバリアを感じずに、広~い敷地の中、季節の植物を観賞しながらのんびりお散歩できますよ。季節が変わったらまた訪れたいです。